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- 中国でGoogle使えないって本当?!
- インターネット規制で使えないサービス・使えるサービスってどんなのがあるの?
- 中国のインターネット規制を回避する一番良い方法は?
- 中国ではインターネット監視されてるって聞いたんだけど..
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こんな悩みや疑問を解決する記事を用意しました。
✔本記事の内容
- 中国のインターネットの普及率と歴史
- 中国のネット規制事情とは?
- なぜ中国はネット規制をするのか?
- 中国のインターネット検閲対象のアプリ
- 中国でインターネット規制中のアプリを調べる方法
- 中国のインターネット検閲対象外のアプリ
- 中国の金盾禁止ワード
- 中国でインターネットにアクセスする方法5つ
- まとめ
結論から言うと、中国のインターネット事情は複雑で、たくさんのアプリやサービスが規制されています。
だからこそ、中国のネット検閲事情を理解し、中国に行く前に規制を回避するために準備する必要があります。
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私自身も1年間中国に住んでいましたが、インターネット規制事情には悩まされました。
本記事は、当時規制を回避するために用いた裏技も紹介しています。
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5分くらいで読める上に、あなたのネット規制に関する悩みが解決されるでしょう。まずはご一読を!
中国のインターネットの普及率と歴史
中国のネット規制事情に触れる前に、中国のインターネットの普及率と歴史について解説します。
CNNICの中国互联网络发展状況统计调查によると、2019年6月時点で中国のインターネット普及率は61.2%。インターネットユーザー数は8億5449万人です。
参考:「互联网普及率超过六成,移动互联网使用持续深化」,閲覧日2020/1/2 12:30
中国のインターネットの歴史についてですが、1900年代に政府がネット検閲を始めています。
インターネット人口が増加し、ますますネット検閲が強まることが危惧されています。
中国のネット規制事情とは?
中国のインターネット規制事情ですが、中国共産党によってネットの規制や検閲が行われています。
俗に金盾(きんじゅん/グレートウォール)と呼ばれています。
香港やマカオでもネット規制はある?
香港やマカオでは、ネット規制は存在しません。インターネットを自由に使うことができます。
なぜ中国はネット規制するのか?
なぜ中国はインターネット規制するのでしょうか?
実は明確な答えはありません。中国政府が回答を公開していないからです。
ただし推測はすることができます。答えの1つには「中国国内企業の圧倒的成長のため」があるように思えます。
裏付ける1つの出来事がGoogleの中国市場撤退です。
Googleの中国市場の撤退
アメリカの大手検索エンジン会社Googleが2010年、中国からの撤退を発表しました。
背景には中国政府によるGoogle社への攻撃がありました。2006年中国で30%の市場を占めるGoogleでしたが、中国政府からの直接的な検疫などにより撤退を余儀なくされたのです。
結果的に2019年、中国の検索エンジン市場を占めているのは中国企業の百度(Baidu)で、ほぼ独占状態です。
もしも2006年以降、中国がGoogleを攻撃して、撤退に追い込んでいなければどうなっていたでしょう。
中国インターネット市場において、百度のシェアはGoogleに奪われていたかもしれません。
2019年現在、中国はGoogleに限らずInstagramやFacebook、Twitterなどの海外サービスを規制しています。背景には「海外企業に中国市場のシェアを取られないため」といった理由があるのかもしれません。
中国のインターネット検閲対象のアプリ
中国のインターネット検閲対象となっているアプリについて解説します。
中国ではYouTubeが禁止
中国ではYouTubeが禁止されています。
中国でネット規制対象のGoogle系アプリ
中国でネット規制対象となっているGoogleアプリ一覧です。
- Google検索
- Gmail
- Google Map
- Google+
- Google drive
- blogger
- Google Group
- Google ハングアウト
中国でネット規制対象のSNS
中国でネット規制対象となっているSNS一覧です。
- LINE
- Slack
- Messenger
- Snapchat
中国でネット規制対象の検索エンジン
中国でネット規制対象となっている検索エンジン一覧です。
- Yahoo!Japan!
- エキサイト検索
- livedoor検索
- Aol.検索
- LYCOS検索
- Firefox
- Opera
中国でネット規制対象のメールアプリ
中国でネット規制対象となっているメールアプリ一覧です。
- outlook
- メッセージ(iPhone)
- wire
- Hootsuite
- crowy
- Tumblr
中国でネット規制対象のニュースサイト
中国でネット規制対象となっているニュースサイト一覧です。
- 朝日新聞
- 日経新聞
- 読売新聞
- 毎日新聞
- 産経新聞
- ニューヨークタイムズ
- ブルームバーグ
- ロイター通信
- ウォールストリートジャーナル
中国でネット規制対象の画像・動画サービス
中国でネット規制対象となっている画像・動画サービス一覧です。
- ニコニコ動画
- FC2
- Dailymotion
- Pornhub
- Pixiv
- Shutterstock
- Flickr
中国でネット規制対象ののブログ
中国でネット規制対象となっているブログ一覧です。
- WordPress
- はてなブログ
- livedoor blog
- Amebaブログ
- exciteブログ
- ココログ
中国でネット規制対象のアニメ
中国でネット規制対象となっているアニメ一覧です。
- 東京喰種
- 寄生獣
- 進撃の巨人
- デスノート
- School Days
- かのこん
- 桜通信
- BLOOD-C
- Another
中国でネット規制対象のゲーム
中国でネット規制対象となっているゲーム一覧です。
- ポケモンGO
- 剣と魔法のログレス
- セブンスダーク
- 幻想神域
- 黒い砂漠
- PUBG(日本版)
- マビノギ
中国でネット規制対象のファイル共有アプリ
中国でネット規制対象となっているファイル共有アプリ一覧です。
- Dropbox
- 4shared.com
- iSafePlay
- iSafeSpy
中国でインターネット規制中のアプリを調べる方法
comparitechから中国で規制されているサービス・サイトを知ることができます。
使い方は赤枠のところにURLを入力するだけ。
中国に行く前に気になるサイトがあれば、是非事前に調べていきましょう。
中国のインターネット検閲対象外のアプリ
中国でインターネット規制対象外のアプリも紹介します。
Bing
マイクロソフト社の検索エンジンBingは中国でも使用可能です。
GoogleやYahooの検索機能が使えないため、Bingはかなり重宝されています。
Yahoo!JAPANトップページ
Yahoo!JAPANのトップページのみアクセス可能です。
ただし検索エンジンとしての機能を使うことはできません。
SMS
電話番号を介したメッセージであれば送受信可能です。
セカイVPNのトップページ
VPNを中国で契約しよう!と思ってもそもそもVPNホームページにアクセスできないことが多々あります。
セカイVPNのホームページであれば中国国内からアクセスできるので非常に便利です。
中国の金盾禁止ワード
中国には金盾禁止ワードと呼ばれる、検索または発言してはいけないワードがあります。
百度や微信(中国版LINE)を使って検索したり、送信したりすることもおすすめされていません。
✔ 代表的な金盾禁止ワード
- 六四天安門事件
- 打倒共産党(共産党を倒すという意味合いのワード)
- 89民主
- 毛沢東・習近平の悪口
中国でTwitterを使い検閲ワードを発言するのも違反
中国でTwitterを使い、検閲ワードを発言するのは違反です。
最悪の場合、中国で罪に問われる可能性もあるため、くれぐれも発言には控えましょう。
後ほど説明しますが、中国でも裏技を使えばTwitterを利用することができます。
中国のインターネットにアクセスする方法5つ
中国のインターネットにアクセスする方法は5つあります。
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インターネットにアクセスする方法は確かに5種類あります。
しかし中国でインターネット規制を回避し、ネットにアクセスする方法は3つだけです。
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フリーWiFiでインターネットにアクセス
中国のフリーWiFiでインターネットにアクセスする方法です。
ただしフリーWiFiにはデメリットが多いです。ネット規制を回避する術もないため、あまりおすすめできません。
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中国のフリーWiFi事情とは?ホテルや空港のWiFiは安全?
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海外ローミング機能でインターネットにアクセス
スマホに備わっている海外ローミング機能でインターネットにアクセスする方法です。
海外ローミングは費用が高額な場合が多いです。
中国VPN付きポケットWiFiでインターネットにアクセス
中国旅行者や中国出張者など、短期で中国に行く方に圧倒的におすすめなのが「中国VPN付きポケットWiFi」です。
料金が格安で、何より複数人での旅行では割り勘が可能です。
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▼中国で圧倒的に評判の高いWiFi
グローバルWiFiの中国での評判は?中国特別回線のメリットデメリット7個
▼じっくりWiFiを比較しつつ検討したい
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VPNでインターネットにアクセス
中国留学者や中国駐在者など、長期で中国に行く方に圧倒的におすすめなのが「VPN」です。
料金が格安な上に、インターネット規制もすり抜けることができます。
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▼中国で圧倒的に評判の高い日系VPN
▼じっくりVPNを検討したい
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香港SIMでインターネットにアクセス
SIMカードを使いたいという方は、香港SIMカードがおすすめです。
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2017年12月:第4回インターネット大会
2017年12月に中国で第4回世界インターネット大会が開催されました。
習近平国家主席は、インターネットには未だ課題が存在するとし、同時にインターネット規制の強化をほのめかす発言をしました。
中国に行く方は、インターネット規制対策を怠らないようにしましょう。
まとめ:中国のインターネット規制対象のアプリや検索エンジンは多数。中国に行く前に検閲対策が必要
今回は、中国のインターネット規制に悩みを抱える方をターゲットに記事を書きました。
結論から言うと、中国のインターネットは規制されており、たくさんのアプリやサービスが検閲対象となっています。
だからこそ中国に行く方は、ネット規制対策を怠らないようにしましょう。
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